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【解体・移転・原状回復工事ご担当の皆様へ】ゴミ?を高価買取!―解体工事下請け業者が明かす産廃業界の裏事情―

皆さん、こんにちは。
アット・ファシリティラボ株式会社の蒲池です。

家電などを廃棄する際、お金を払って引き取ってもらいますね。
ところが、処理費用を自己負担せずに済む方法があります。
それどころか、廃棄物?は高値で売れるのです。

ここには、解体・産廃・スクラップの下請け業者だけが知る業界の裏事情があります。

建物の原状回復工事を多数手がけ、
廃棄物処理のノウハウを知り尽くした私が
その仕組みを解き明かしてお見せしましょう。

   
   
   
ある日突然、会社の移転・原状回復工事担当を命じられたら

引っ越しをする時、複数の業者さんに見積もりを取り、安い会社に頼むのが普通の感覚ですよね。

では、企業の場合はどうでしょうか。
あなたはある日突然、会社の移転・原状回復工事担当者に任命されました。
知識も経験もなく、不安でいっぱいです。

これは単発のミッションですから、企業にはこのような専任部署が常に置かれているわけではありません。
大企業なら資産管理部、そうでなければ総務部が担当することが多いでしょう。

しかし、企業にその道のプロは中々いません。
そのため、コスト意識も危機感も持ちにくいのが実情です。
何しろ、自分の財布ではなく会社の財布なのですから。

捨てる費用を意識しますか?

何かを新しく買ったり作ったりする時は、社内で評価の対象とされるため、選定する目もシビアになるものです。
この場合は、「コスト」が最重視されます。
良い物をより安く買おうとするのです。

しかし、捨てたり壊したりする時は、誰にも注目されません。
例えば、会議室に置きっぱなしの不用品を廃棄するよう社長に命じられたとします。
担当者がそれを片付け、部屋はスッキリしました。
しかし周りの人は「どこに、どのように、いくらで処分したの?」とは聞きません。
「きれいになったね」で終わるだけの話です。

ちなみに、廃棄の際に最重視されるのは「工数」です。
とにかく手間がかからないことです。
廃棄とは誰もが嫌がる面倒な作業であり、しかも前向きに評価されにくい仕事なのです。

天井や床下に埋もれた資産

オフィス移転のケースで説明しましょう。

パソコンやコピー機など必要な機器は、新しいオフィスに持って行きますね。
キャビネットやオフィス家具など移転先で使わないものは、中古品として買い取ってもらうでしょう。
こうして全ての備品を運び出したら、搬出は終了です。

では、これでオフィスは空になったでしょうか?
いいえ、まだ多くの物が残ったままです。
床や天井や壁には、カーペットが敷かれ、空調が完備され、LANケーブルなどのOA配線が埋め込まれています。

しかし、床をめくってまで、これらの物品を持って行こうとする人はいません。
というより、目にも入らず、意識にも上っていないのです。
「後は工事業者さんが何とかしてくれるんじゃない?」という程度です。

ゴミは宝の山

これらは、本来は会社がお金を払って作った設備です。
つまり会社の大切な資産なのですが、そのような認識を持ちにくいのですね。
ましてや、売り先を自分で見つけようなどとは思いもしません。
入居する時はシビアに選んだはずなのに。

取り残され、結局捨てられる物の中には、多くの資源が含まれています。
プロの目から見れば、これらは驚くほどの価値を有しています。
実は、ゴミは宝の山なのです。
ただ残念ながら、ほとんどの人はその事実を知りません。

当社が目をつけているのは、ここなのです。

資源ごみの買取プロセス

中古品の買取なら、イメージしていただけると思います。
一方、資源ごみは次のようなプロセスを経て買い取られます。

例えば、金属資源です。
一口に「金属くず」と言っても、鉄、ステンレス、アルミ、銅などいろいろなものがあります。

そのため私たちは、現場の下見をする際には必ず磁石を持って行きます。
磁石が付けば鉄です。
アルミとステンレスの違いは音で分かります。
もっと言えば、銅線くずだけでも何種類にも分類されます。
ステンレスにも、304や316といった種類があります。
18金と24金の違いだと言えば分かりやすいでしょう。

私たちは、どんな資源が眠っているか、下見でほぼ見当をつけることができます。
そして、現場から出る資源ごみを全て持ち帰って分別します。

競合相手なしの予測力

資源の価値は、重量数値を用いて算出します。
例えば、1枚1トンの鉄板を、トラックに3枚積載したとします。
この場合、重量は3トンと分かり易いです。

ですが、解体現場や原状回復の際、床・壁・天井・躯体に隠れている資源は、一体どれくらいの量が見込めるのか不明瞭です。
弊社では、竣工図面(構造計算)や目視にて想定重量を算出し、見積もりを作成します。
しかし、このような手法を取る会社は、他にはなかなかありません。
というのも、確実に裏を取れないからです。
「全部買い取っていくら」という見積もりを出すのは、あまりにもリスクが大きいのです。

弊社が負う二重のリスク

弊社にとって、事前に見積もりを提出することは、非常に勝負どころです。
なぜなら、二重のリスクを抱えているからです。
ひとつは、予測どおりの資源量が出ないリスクです。
もうひとつは、素材の単価が日々変動しているリスクです。

金属資源の単価は、株価のように毎日変動します。
株価が1円でも変われば、5万株を持っている人に大きな影響が出るのと同じです。
それを承知の上で、当社は見積もりを作っているのです。
業界の異端児と呼ばれる理由が、ここにあります。

トータル見積もりを出せるようになったのは、失敗を重ねてきた経験があるからです。
お客様に1,000万円お支払いすると話したのに、600万円にしかならなければ大問題です。
こうして、経験値から精度を高めていきました。
これが当社の強みです。
今では、東京タワーを解体する費用だって試算できますよ(笑)。

ゴミを出してお金が戻る

企業のご担当者は、「お金を払って物を捨てる」という見積もり書に慣れています。
しかし「ゴミを出したのに、お金が戻る」という見積もり書は見たことがありません。

当社では廃棄費用比較表を用意し、ご担当者様に提示します。
ゴミとして他社に廃棄を依頼する場合と、当社をご利用いただく場合の費用を比較した書面です。
この書類を社内で通していただけば、お手を煩わせることなく、後の面倒な処理作業は当社が全てお引き受けします。

一例をお示ししましょう。
他の業者さんに委託すると100,000円の経費がかかるケースでも、
当社ならゴミの中に含まれてる価値あるものを正しく査定買い取りし、
その買取費用を総工費と相殺することで、85,000円でお受けすることができます。

つまり、15,000円の廃棄費用を削減できる計算です。
オフィスの床面積が広ければ、もっと大きな差額が生まれます。

プロも知らない業界の仕組み

ここで、ひとつ自慢話をさせてください。
某IT系上場企業様が六本木から紀尾井町へ移転された時のことです。
当社が移転コンサルタントに指名される決め手となったのは、現社長の一言でした。

「ゴミの話をしたコンサル会社は、他にない」
ゴミをお金に換えましょうと言う会社は初めてだ、と喜んでくださったのです。

解体や移転にかかわる工事で発生する資源ごみは高額で買い取られます。
しかし、保守管理のプロであるビルメンテナンス会社ですら、それをご存じありません。

実は、下請けほどその仕組みを熟知しています。
ですから「解体・産廃・スクラップ」はワンセットになっているのです。
解体業者の下に産廃業者とスクラップ業者が紐づいている、というわけです。

私たちは、下請け業者が行っていることを、お客様に直接お伝えしています。
大手工事会社の現場所長からは、
「パンドラの箱を開けるんじゃない!」
と叱られました。

しかし私たちは、ここにこそ当社の存在意義があると考えています。


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