【企業資産管理ご担当者様へ】 眠っている「不要資産」が会社のお金を食いつぶしていませんか? ― デッドスペースの見直しで生まれる新たな価値 ―
こんにちは。
アット・ファシリティラボ株式会社の蒲池です。
企業の不動産・設備資産に関わる皆様、特に本社や工場の施設管理・資産管理をご担当されている方へ
本日は「休眠資産」と「デッドスペース」に潜むリスク、そしてその有効活用方法についてお話ししたいと思います。
休眠資産にも“じわじわ”と経費がかかっている
企業が保有する工場、倉庫、設備などの中には、現在使われておらず
「放置」されているものがあるケースが多く見られます。
例えば、
- 稼働を停止した機械設備
- 使われていない工場棟や倉庫
- 敷地内の空きスペース
こうした休眠資産にも、実は毎年「固定資産税」がかかっています。
特に工場や大型設備は評価額も高く
税負担は数百万円〜数千万円に及ぶこともあります。
例えば
ある上場企業の休眠工場(敷地内に12年間放置された設備)では
年間約800〜900万円、累計で1億円以上の
固定資産税が発生していたケースもあります。
多くの場合、こうしたコストは
「見えにくい経費」として埋もれてしまっており
担当者の方もその実態を把握していないことが少なくありません。
“処分するにはお金がかかる”…だから放置される悪循環
古くなった機械設備や使われない倉庫を撤去しようとしても、解体や運搬に費用がかかります。
処分費が捻出できず、「いつかやろう」と放置されてしまうのです。
ですが、この先送りが問題なのです。
- 設備の価値は時間とともに下がる(型落ち)
- 固定資産税はかかり続ける
- スペースは活用されず“死に地”になる
つまり、資産価値のあるものが
時間と共に「経費」へと転落していくわけです。
車なら下取りするのに、会社の資産は放置?
ここで一つ、身近な例に置き換えてみましょう。
あなたが使っていないマイカーがあるとしたら
車検や駐車場代、税金がかかるだけなので「売ろう」と思いますよね。
企業の設備もまったく同じです。
「動いていない」「使っていない」のであれば
なるべく早く売却するのが合理的なのです。
空きスペースが「新たな収益源」になる
近年は企業間で倉庫や保管スペースを"シェア"する需要も高まっています。
以下のような活用事例が生まれています:
- 空いた工場スペースを倉庫として貸し出し、家賃収入を得る
- 木製パレットなどの資材を保管するスペースを他社に貸す(月100円/パレットでも収益化)
- 工業団地内で「余っているスペースを不足企業に貸す」内部流通
さらに都市部では、空きテナントを活用したグランピング施設の事例も。
投資額300万円で1年以内に回収し、翌年からは安定黒字という結果が出ています。
今まで“コスト”だったスペースを
“利益を生む空間”へと変える視点が重要です。
動かない組織をどう動かすか? ー データと提案力
実際に、休眠資産の撤去・売却が進まない大きな理由は
決裁権限を持つ経営陣がその必要性を「数値」で把握していないことにあります。
以下のステップをおすすめします:
1. 固定資産税を定量的に試算する(年額+累計)
2. 「売却可能資産」一覧を作成し、売却益予測をつける
3. 空間活用のシミュレーション資料を準備する
これを社内で報告すれば、経営層にとって
「動かざるを得ない」意思決定材料になるでしょう。
私たちは“法人版・資産鑑定団”です
アット・ファシリティラボでは
単なる中古買取や撤去工事ではなく
企業資産の総合的な活用提案を行っています。
- 売却可能なものは最高値で売却
- 売れないものは最小コストで処分
- 現場調査から市場交渉まで、すべて一括で代行
いわば、ゴミに見えるものの中から
“資産”を掘り出す鑑定士のような役割です。
業界内では「花咲かじいさん」とも呼ばれる所以です(笑)。
最後に:企業資産は「眠らせる時代」から「活かす時代」へ
▼改めてお伝えしたい3つのポイント:
1. 固定資産税の実態把握と報告
2. 使わない資産は早期売却
3. 空間の収益化で“コスト→利益”への転換
資産を守ることはもちろん
眠った資産を「新たな価値」に変えるチャンスです。
まずは、お気軽に私たちにご相談ください。
相談・現地調査は無料です。
御社に合った最適な活用方法をご提案いたします。